VIPで参戦!欧州へ買付けに行ってきた【スペインFIMI編】
 -「正規代理店」のリアル-

欧州へ買付けに行ってきた【スペインFIMI編】

こんにちは、ヨーロッパこども服ルルエミュです。

このコラムでは、気になるお洋服の選び方・お手入れ方法から、バイヤーとしての海外買い付けエピソードまで ヨーロッパこども服にまつわるお話を楽しくお届けします。

日本にはないデザインや生地が素敵だよね。
でも着心地は大丈夫?自宅でお手入れできる?

などなど、ヨーロッパこども服に対するイメージや疑問に、セレクトショップのオーナー目線でお伝えできたらと考えています。
こんなお話取り上げて欲しい!などリクエストがありましたら、お気軽にインスタのDMや公式ラインからご連絡くださいね♪

スペイン・バレンシア 子供服国際展示会FIMIへGO!

スペイン・バレンシア上空からの景色
会場があるバレンシア上空
FIMI展示会の入口ゲート
FIMI入場ゲート

さてさて、今回は「VIPで参戦!欧州へ買付けに行ってきた【スペインFIMI編】 -「正規代理店」のリアル-」ということで 世界最大級の子ども服の国際展示会「FIMI」に訪問したエピソードをご紹介します。

FIMIは「ヨーロッパを中心とした、子ども服の国際展示会」
スペイン・フランス・イタリアをはじめとする欧州ブランドが多く出展しています。 その出展ブランド数なんと約735、44カ国からの参加者がありました。(2026年度)

VIPPASS
ブランドのブース
FIMI展示会の入口ゲート
商談中(自分の胴の長さにビックリ笑)

本当に、1日中歩き回っても見足りないほどの展示の数。大きなブースをまるまる使っているブランドもあれば、1つのブースに合同で数ブランドが出展しているケースもあり様々ですが、各々のブランドが、壁の色や装飾などで、世界観をしっかりと作り上げていたのが印象的でした。
見て回るだけでも楽しい空間です。

キャットウォーク
こちらはフランスのブランド。フランスらしい演出が素敵!

いくら歩いても足りないほど、好奇心が止まらない!でも、長期フライト+時差ぼけ状態で参戦すると展示会夕方にはヨレヨレになります…(笑)次はもう少し前からヨーロッパ入りしたいぞ★

ちなみに、参加者はバイヤー(お店の仕入れ担当)や、ブランド関係者、メディア、デザイナー小売業関係者などなど様々な業種の人がいますが、今回私はなんと「VIP BUYER」として展示会側からお招きを頂きました…!

VIPPASS
VIP専用PASS
FIMI展示会の入口ゲート
FIMI展示会場
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FIMIにVIP BUYERとして参戦してきた!

※VIP BUYERは、展示会側が「重要なバイヤー」と判断した人に与えられる特別招待枠です。

VIP BUYERは普通の招待客と何が違うの?というと、

✓宿泊費が無料(展示会が手配)
✓ホテルから展示会場への往復送迎バスの手配
✓展示会でVIPラウンジの利用が可能

など、バイヤーが展示会に集中できるようにしっかりとサポートして貰える印象でした。

スペイン・バレンシア上空からの景色
ホテルの朝食ビュッフェ
FIMI展示会の入口ゲート
展示会提供のホテルの部屋

実は以前から展示会来ない~?とお取引ブランドさんからお声がけを頂いていたのですが、私は下の子がまだ2才…
やっと最近夜起きなくなったので、今回夫と義母に家庭を任せての初参戦となったのでした。(義母にどう思われているのだろうか爆)

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行って良かった3つの理由

正直、展示会に参加するまでは、「オンラインで頼めるし、 高額な経費をかけてまで現地まで行く必要性はあるのかな?」と思っていましたが
結果的に「すごく行って良かった」

その理由は3つあります



✓取引先ブランドとの信頼関係の構築

PIPA

わー!来てくれたの?ついに会えたね!とハグしてくれたり、食べ物を振る舞ってくれたり・・・ 感情表現が豊かなスペイン人の皆様は心の底から歓迎してくれます。

ネットだけでは知ることができない想いやエピソードも 経営者・デザイナー本人から聞くことができました。


✓お取引していないブランドさんとの素敵な出会い

PIPA

前述の通り、展示会には735の出展者があるので、知っているブランドより知らないブランドとの出会いの方が多いんです。

インスタやHPがなく、展示会でのみ商談を受け付けているブランドもあって、現地に足を運んだからこそ築けた関係がありました。


✓同業他社様へのご挨拶

展示会への初参加でキョロキョロしている私を、案内してくださった同業他社様がいらっしゃいました。

「みんなで子供業界を良くしていこう!」と、とても前向きなお言葉と共に助けてくださって、刺激・気づきをたくさん頂きました。

「業界を牽引していく方は、ああいう方なんだな」と、その心の大きさと優しさ、強さ、美しさに感激したのでした。

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FIMI展示会の1日の流れ

ということで、FIMI展示会の1日の流れはこんな感じです。

①朝暗いうちからバスで出発(この時期スペインは夜明けが遅い)
②展示会関係者からの挨拶
③展示会場で各自行動
④お昼休憩(小さなカフェやレストランがあります)
⑤2階がファッション、3階が家具・家電・子供用品なので気分転換に散策
⑥VIPラウンジで休憩(お菓子や飲み物がある♪)
⑦ファッションエリアに戻って見落としがないか再度一周
⑧夕方18時頃からのキャットウォーク(ファッションショー)
⑨バスでホテルへ戻る
⑩情熱的なフラメンコで遠のく意識が戻る(勝手に自分で行きました)

スペイン・バレンシア上空からの景色
ファッションショー
FIMI展示会の入口ゲート
服以外のブランドもたくさん!

海外への買付け・出張というと優雅で華やかで楽しそうなイメージばかりでしたが、実際に行ってみると本当に心身共に、大変!笑

しかも、今回宿泊費も展示会持ちで招待して貰えたのは、取引先ブランド側が納めるブース出店料や協会への会費があってのこと。決して旅行気分で行って帰ってきていいものではないなと。

行かなければ分からなかった情報を活かしてセレクトや運営に活かして、もっともっと素敵な、お客様に喜んで頂けるお店にしていくぞっっと、身が引き締まりました。

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ヨーロッパこども服「正規代理店」って何?

こんな感じのスペインFIMI展示会でしたが、今回私が呼んで頂いたのは 日本国内での各ブランドの正規代理店のバイヤーとして、でした。

「正規代理店」というと、なんだか堅苦しい言葉ですが、ルルエミュの様に海外のブランドと正式に取引契約を結び、卸売価格で直接お洋服を仕入れて、 代理店としてお洋服をお客様に紹介する小売店のことを「正規代理店」と言います。

PIPA ルルエミュ 高島屋京都店への出店の様子(2025年)
ルルエミュの正規代理店実績はこちら

自分で買いつけた物に利益を乗せて別の人に売る…ということは、「て…転売ヤーと何が違うんだ?」と思った方もおられるかもしれません。笑

大きな違いは、生産元のブランドから正式な販売店として認められているかどうか、ということ。

例えば先日訪問したスペイン・フランスの街で買ったお土産を、日本に持って帰ってきて利益を上乗せして販売するのは「転売」です。
日本で手に入らないアイテムだから…などと言われると惹かれる部分はありますが、それではブランド側が意図しない形で商品が他国で販売されてしまいます。もし自分がデザイナーで、自分のお店で販売した服が知らない国で高額で転売されていたら…とても複雑ですよね。

スペイン・バレンシア上空からの景色
街には可愛い子供服店がいっぱい!
FIMI展示会の入口ゲート
バレンシアの街並

それに対して、販売元のブランドと正式に契約し、卸売価格で仕入れて、そこに経費や適正な利益を上乗せして販売するのが「正規代理店」です。

正規代理店はブランドの意図を汲んで正規で販売を行う業者として、ブランド側にも認められているので、安心してお洋服をご購入頂けます。

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「正規代理店」かどうか迷ったら、ここをチェック!

でも、このご時世オンラインショップは数え切れないほどあります。

ネットでのお買物ってなんだか怖い
もし偽物だったらどうしよう?

そんな不安がある方は下記の項目を正規代理店の見極め基準の参考にしてみてくださいね。


✓Instagramのフォロワーをチェック

フォロワー数そのものは、必ずしも信頼の証ではありませんが、「誰がフォローしているか」はヒントになります。
例えば、そのお店が販売しているブランドの公式アカウントや、海外のブランド関係者、他の国内の正規代理店などと相互フォローになっているか。

また、投稿の内容が実体のある買い付けや運営を感じさせるものか(POPUPなど販売の様子、実際の商品写真)も参考になります。

※Instagramのアカウントがないブランドや、取引先が多く全てをフォローバックしていないケースもあるので、目安としてお考えください。


✓価格が極端に安くないか

ヨーロッパ子ども服はもともと原価が高く、日本国内で販売すると関税・送料・為替・国内の経費などもかかります。
更に最近の急激な円安も相まって、どうしても価格が高騰してしまうのが現状です。

新作からいきなり「すごく安いな」感じる価格設定(他店の半額に近い価格設定など)は、正規仕入れでは成り立ちにくい場合が多いです。

実際に近隣の外国の通販では、ヨーロッパのメジャーな子供服ブランドのそっくりの商品が販売されていたりするので、きちんとしたルートで買付けているかを確認することが大切です。


✓ネームタグや洗濯ネームが適切か

洗濯ネームのお洋服への取り付けと記載内容は、各国のルールで決められています。(とはいえ、検品していると「これついてないじゃん!」みたいなものも数百枚に1着くらいあったりするのですが…笑)

ブランドオリジナルの下げ札やネームタグ、洗濯ネームは判断材料になります。特にネームタグは「どのブランドの商品か」を示す、ブランド側にとっても重要な物。

商品写真などでそういった細かい部分も確認ができれば、より安心かと思います。※日本の正規代理店のオリジナル商品の場合は、ネームタグが自店のものになっている場合もあるので、この限りではありません。



いかがでしたか? ヨーロッパこども服をオンラインで検討する際に、お役立て頂けたら嬉しいです。

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安心してお買物をするために

ネットでのお買い物は便利な反面、不安もつきものですよね。
特にヨーロッパこども服は価格も人気も高いので、転売品や偽物を売っているお店で買ってしまったらどうしよう…という不安を頂く方もいらっしゃると思います。

だからこそ、「信頼できるお店」でじっくり選んで、安心してお買物をしたいですね。

ルルエミュでは、すべてのブランドと正式に取引を結び、直接買い付けを行っています。
デザインの「かわいらしさ」だけでなく、ブランドの背景や想いもお伝えしながら、大切なお洋服をお届けしたいと考えています。

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次回予告

次は=フランス・パリ編=
の前に!世界中からバイヤーが集まるスペイン・バレンシア【観光編】をお届けします。 お楽しみに~!

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